6年 道徳「いじめについて」

いじめは命に関わることです。

絶対にあってはならないことですが、いざいじめを発見したときに、助けに入ることは難しいと感じている子も多いのではないでしょうか。

ある小学校でのいじめ防止対策の実践をTVで観ました。その中で「シンキングエラー」という言葉が登場します。

これは、間違った考え方のことです。

例えば、「やられたからやりかえす」「ほかの人がやっているから自分もやっていい」といったことです。

まずは、自分の中にあるシンキングエラーを見つけることから始めました。

 

また、いじめに関わっている人は、加害者、被害者、傍観者に分かれます。

中でも、傍観者がいじめに関わる人の構成比8割を占め、その言動が重要になってきます。

 

 

授業の最後には、私の「行動宣言」と題して、自分が傍観者だとしたら、どのような行動を起こすかを考えました。

ポイントは「自分事として考える」です。

 

いじめをやめさせるのはとても勇気のいることです。

しかし、その場で周りの人と相談したり、後で親や先生に言うことはできるという子が多くいました。