12月朝礼 講話

皆さん、おはようございます。
12月になり、冬の寒さを感じるようになってきました。特に朝夕は気温が下がっています。風邪をひかないように気をつけて元気に生活しましょう。また、10月から全校で取り組んだ、なわとびもすばらしい結果が出ています。皆さん一人一人が、自分のめあてに向かって頑張ったことが、何より立派です。なわとびは体力作りにとてもいい運動です。これからも続けて病気に負けない体を作りましょう。
さて、12月10日は「人権デー」です。これを受けて、学校でも4日から10日は人権週間となっています。ところで皆さんは「人権」とは何か知っていますか。人権とは、誰もが自分らしく幸せに生きる権利があり、自分も他人も大切にするということです。
今日は、人権作文集から小学3年生が書いた作文を紹介します。
「私は暴力や悪口はよくないと思いました。暴力や悪口をしなければ、みんな仲良く幸せに過ごすことができると思います。私は、暴力や悪口を受けた経験が、あまりありません。でも悪口を言われている人を見たことは、何度もあります。言われている人は、悲しそうな顔をしていました。泣いている人もいました。とてもつらそうでした。
どうして暴力をふるったり、悪口を言ったりしてしまう人がいるのでしょうか。
ドラえもんのジャイアンのように、イライラしたときの気晴らしに「あ~すっきりしたい」という気持ちになってやってしまうのでしょうか。でも、それはとても悪いことだと思います。」

 自分では悪口を言っているということに、気付いていない人もいるかもしれませんね。しかし、人がいやがることを言って、傷つけるのはいじめや差別です。戸塚南小学校は、いじめや差別を決して許さない学校です。
 この機会に、どうすれば世界中からいじめや差別がなくなるのか、一人一人が真剣に考えてみましょう。皆さんならきっとすばらしい答えが見つかるはずです。