校長講話
7月朝礼講話
みなさん、おはようございます。
いよいよ、今週は7月になります。1学期も、のこり3週間となりました。楽しい夏休みをむかえることができるよう、1学期のまとめをしっかりしてください。
さて、先日、地域の方から、こんなお話を聞きました。その方は、毎朝、通学班で登校するみなさんに、
「おはよう。と声をかけるのですが、なかなか、あいさつが返ってこないので、少しさみしい。」とおっしゃっていました。
「たぶん、私の事を知らないので、知らない人から挨拶されても、なかなかできないのではいかと思うんです。」とのことでした。
その方は、朝、皆さんが安全に登校できるように見守ってくれているそうです。
先生は、挨拶は人と人をつなぐ大切なものだと考えています。
登校途中にいつも挨拶をしてくれる人、交差点でみんなが安全に通れるように見守ってくれている人。名前は知らないかもしれません。でも、こうした人たちは、皆さんの安全を守ってくれる地域の方々なんです。決して知らない人ではありません。
その方のお話では、
「気持ちよく挨拶をしてくれる子もいるけれど、まだまだ、多くない。」とのことでした。
だから、戸塚南小の全員が、しっかりとあいさつをしましょう。
「…でも、なんだか恥ずかしいな。」「コロナ禍だから大きな声出せないしな。」「していない人もいるしな。」
と思う人もいると思います。そんな時、少し考えてください。
「おはよう」と言われたら、「おはよう」の気持ちや表情が伝われば、言ってくれた人とはつながることができます。すぐにはできないという人は、少しづつ、取り組んでみてください。
① まずは、あいさつをしてくれた人と目を合わせてください。
② 目を合わせられたら、にっこり笑ってください。
③ にっこり笑えたら、軽くお辞儀をしてください。
声に出さなくても、あなたの気持ちは、きっと「おはよう」と言ってくれた人に伝わるはずです。
それができたら、
④ 声に出して、「おはようございます。」と伝えてください。
先生は、全員にここまでできるようになってほしいと思っています。
そして、それができるようになったら、もう一言、付け加えてください。
「おはようございます。いつもありがとうございます。」
「おはようございます。今日も頑張ります。」
ここまでできれば、皆さんはあいさつ名人になれます。
今の皆さんは、どの段階ですか?
1学期も残りわずかです。あいさつ名人を目指して、一つでもレベルアップできるよう頑張ってください。これで、校長先生のお話を終わります。
6月朝礼講話
みなさん、おはようございます。
「届け 心!つなげよう感謝!こだまプロジェクト2021」を知っていますか。
この取り組みは、医療に携わっている方、頑張って下さる方々へエールを送ろうということで、学校応援団と教育委員会生涯学習課が、昨年度から取り組んでいるプロジェクトです。
戸塚南小学校も、昨年度からこのプロジェクトに参加しています。昨年は現在の中学校1年生である6年生が、桜の感謝カードにメッセージを書いて、病院に届けました。そして、今年も5月に現在の6年生が、青葉の感謝カードにメッセージを書いて、素敵な作品を仕上げ代表の方に届けました。
今後も、7月、10月、12月と取り組みが予定されているので、参加をしていきます。
先日、会の代表の方が、協同病院の方々からのお礼のメッセージを持って来校されました。
メッセージの中には、コロナウイルス感染拡大防止のため、日夜、休みがあまりない中で医療業務に携わっていらっしゃる医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師の皆さんをはじめ、病院関係の方々からの「ありがとう」の感謝の言葉でいっぱいでした。
ある看護師さんは、「本当に疲れて辛い時に、子どもたちからの応援メッセージを読むと、ほっとして、ほっとして『また頑張ろう』という気持ちになるんです。」とお話をしてくれたそうです。
このプロジェクトの名前でもある「こだま」。皆さんからのエールに、応えて、返してくださったのです。今、人と人とは、距離をとって過ごさなければなりませんが、心と心、思いと思いはしっかりとつながったのではないでしょうか。
これからも、戸塚南小学校からエールを送っていこうと思います。お礼のメッセージは、正門の掲示板に掲示しますので、ぜひ、見てください。
5月朝礼講話
みなさん、おはようございます。
新学期が始まって約3週間が過ぎました。
新しいクラスはどうですか?
たくさんの新しいお友達はできましたか?
新しい勉強、楽しいですか?
みなさんの笑顔を挨拶であふれる、楽しい学校生活を送ってください。
さて、今週末からはゴールデンウィークに入ります。今週も、木曜日が昭和の日で、土曜日からは5連休となります。連休中の過ごし方については、担任の先生からお話をあると思いますが、校長先生からは1点だけ、お願いがあります。
それは、コロナウイルスにうつらない、うつさないということです。
川口市は、5月11日まで「まん延防止等重点措置区域」に指定されてします。また、すぐ隣の東京都には、緊急事態宣言が出ています。今週末からのゴールデンウィークは、みなさんも遊びに行ったり、親せきと会ったり、たくさんの予定を立てていることと思います。
しかし、このゴールデンウィークを過ごすときに、一番に考えてもらいたいことは、「コロナウイルス」にかからない、うつさないということです。これは、今始まったことではありません。去年からずーっと言われ続けていることです。
皆さんも、マスクをする。手洗いをするなど、コロナウイルスに負けないためにしっかりと身についたことがたくさんありました。それは、これからも確実につづけていかなければいけません。頑張ってください。
でも、同じことをずっと言われていると、きちんとできることもあれば、だんだん油断してしまうこともあります。マスク、手洗いと同じように、「密を避ける。」「友達と距離をとる。」なども大丈夫ですか?心の中に、「自分だけはいいや。」「少しぐらいならいいや。」という気持ちは、ありませんか?楽しいから、ゴールデンウィークだからと、気持ちを緩めてしまったら、どうなるかはわかりますよね。
コロナウイルスが、広まるか、収まるかは、この「自分だけはいいや。」「少しぐらいならいいや。」という気持ちに、勝つか負けるかなのです。これは、皆さんだけではありません。校長先生もそうです。みんなのおうちの方もそうです。世界の人たちみんなの問題です。
新しいことは1つもありません。これまで気を付けてきたことを、これからもしっかりと続けていく中でも、楽しいことはあるはずです。ぜひ、おうちに帰ったら、どんなゴールデンウィークにしようか、おうちの人と話してみてください。
1学期 始業式 講話
戸塚南小学校の児童の皆さん、おはようございます。今日から令和3年度が始まり、皆さんは、1つ上の学年に進級しました。進級おめでとうございます。
私は、4月から、本校の校長となりました 佐藤 元康です。どうそ、よろしくお願いします。
さて、『1022』これは、何の数字だと思いますか。わかる人はいますか?
1022人 今年の戸塚南小学校の児童数です。これから入学してくる新一年生を加えると、1022人のお友達が、戸塚南小学校に通います。これは、川口市52校ある小学校の中で、一番児童の数が多い学校です。校長先生は、児童数が多いということは、とてもいいことであると思います。
少し考えてください。300人いる学校で、一人1回「おはようございます。」といったとき、その学校では全部で300回の「おはようございます」を聞くことができます。500人いる学校では、500回の「おはようございます」を聞くことができます。
では、戸塚南小学校ではどうでしょうか?一人1回「おはようございます。」を言ったらどうでしょう。1022回の「おはようございます」になります。でも、みなさん、「おはようございます」は、1回ではないですよね。通学班のお友達に、交通指導員さんに、教室ではクラスメイトに、先生に・・・とたくさんの「おはようございます」を言っていると思います。みなさんがたくさん挨拶をすればするほど、あいさつであふれる戸塚南小学校になるのです。川口市で一番あいさつであふれる学校になるのはなないでしょうか。もしかすると、日本一あいさつであふれる学校になると思います。
また、人数が多いということは、たくさんの友達を作ることができるということです。新しいクラスとなり、初めて一緒になった人もいるかと思います。たくさんのお友達を作って、楽しい学校生活を送ってください。
今年の戸塚南小学校の目標は、「ゆめ いきいき すくすく ゆめ いき スクール」です。
『ゆめ』
自分の夢をしっかりと持ってください。そして、その夢の実現にむけて、努力 を続けてください。
『いきいき』
何事にも元気で一生懸命に取り組んでください。いきいきと取り組むと、取り組みが楽しくなります。周りで見ている人たちも一緒に楽しくなります。
『すくすく』
夢をしっかりと持ち、いきいきを取り組んだことは、必ず、皆さん一人一人の大きな力となります。大きく成長することができます。
ぜひ、みなさんの手で、ゆめ いきいき すくすくが日本一あふれる戸塚南小学校にしていきましょう。
3学期始業式 講話
新年の挨拶をしましょう。あけましておめでとうございます。
冬休みが終わって、皆さんの笑顔で、また学校が元気で明るくなりました。さて、新しい令和3年の年が明けました。今年のえとは丑ですね。牛といえば、ゆっくりゆっくりとした様子で餌を食べたりもーとないたりしています。その牛の姿から、丑年は急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年だと言われています。自分の目当てに向かって、あせらず一日一日努力することの大切さを教えてくれているようです。
さて、今日から、3学期が始まります。最後の学期ということで1年のまとめをする大切な学期です。6年生は小学校のまとめになりますね。そこで、こんなお話をしたいと思います。学校の正門のところには「桜の木」があります。皆さんが次の新しい学年に、6年生は中学生になるころ満開の美しい花を咲かせてくれます。でも今はどうでしょう。花どころか葉っぱもありません。寒い冬、冷たい風が吹く中、まるで枯れているように見えます。あんなにたくさんの花を咲かせる力はどこにあるのでしょうか。実は、土の上に見えている木は、枯れているように見えますが、土の下では、根っこが一生懸命、たくさんの栄養を蓄えています。きれいな花をいっぱいに咲かせるためにエネルギーをためているのです。そして春を待って、一斉に花を咲かせます。皆さんの3学期も同じです。次の学年に進級するため、立派な中学生になるため、桜の木のように、しっかりとエネルギーを蓄えてください。そのためには、毎日、元気に学校に来て、勉強や運動にしっかり取り組みましょう。給食も残さず食べましょう。牛のようにゆっくりでいいのです。1日1日を大切に生活しましょう。
それから大切なお願いです。皆さんも知っていると思いますが、コロナの感染が広がり、昨日、緊急事態宣言がでました。だからと言ってむやみに恐れることはありません。今まで通り、手洗いをしっかりとこまめに行って、できれば不要不急の外出は避けるようにしてください。
3学期は短いです。くいの残らない3学期にしましょう。
2学期終業式 講話
皆さん、おはようございます。いよいよ、2学期も今日が最後の日となりました。
振り返ってみると、コロナの影響で、皆さんが楽しみにしていた運動会や音楽会、持久走大会。そのほか、6年生は修学旅行が中止となり、1年生から5年生は社会科見学にいくことができませんでした。
大変、残念なことでしたが、皆さんが素晴らしかったのは、いつまでも残念なことにこだわらず、前を向いて自分の力で、また、友達と協力することで、学校生活を楽しくする努力をしたことです。
たとえば、毎日の授業にも一生懸命取り組みました。運動会の代わりに取り組んだ「学年レクレーション大会」では、元気いっぱい、力一杯頑張っていました。あのとき見せてくれた笑顔は、本当にきらきら輝いていて、見に来てくださった保護者の皆さんもとても嬉しそうでした。先生方も、元気をもらいました。
そして、今年は、皆さんが病気に負けない元気な体を作るために、全校でなわとびにも挑戦しましたね。一人一人めあてに向かってがんばったことと思います。中には、市のなわとび大会で1番をとる人もいました。また、新しい跳び方に挑戦して跳べるようになった人もたくさんいたと思います。今、皆さんは、コロナに感染しないように、これまでに経験したことのない学校生活を送っています。でも、その中で、毎日を前向きに、いろいろなことに頑張った皆さんは、戸塚南小学校の自慢の子供たちです。この後、担任の先生から通知票をいただきます。2学期の自分のがんばりを、確かめてください。
最後に、校長先生からのお願いです。冬休みの間も、早寝早起き朝ご飯を心がけ、病気に負けない体力をつけましょう。大切なことは、3学期の始まりにみんなが元気に登校できることです。皆さんに会えることを楽しみにしています。
12月朝礼 講話
皆さん、おはようございます。
12月になり、冬の寒さを感じるようになってきました。特に朝夕は気温が下がっています。風邪をひかないように気をつけて元気に生活しましょう。また、10月から全校で取り組んだ、なわとびもすばらしい結果が出ています。皆さん一人一人が、自分のめあてに向かって頑張ったことが、何より立派です。なわとびは体力作りにとてもいい運動です。これからも続けて病気に負けない体を作りましょう。
さて、12月10日は「人権デー」です。これを受けて、学校でも4日から10日は人権週間となっています。ところで皆さんは「人権」とは何か知っていますか。人権とは、誰もが自分らしく幸せに生きる権利があり、自分も他人も大切にするということです。
今日は、人権作文集から小学3年生が書いた作文を紹介します。
「私は暴力や悪口はよくないと思いました。暴力や悪口をしなければ、みんな仲良く幸せに過ごすことができると思います。私は、暴力や悪口を受けた経験が、あまりありません。でも悪口を言われている人を見たことは、何度もあります。言われている人は、悲しそうな顔をしていました。泣いている人もいました。とてもつらそうでした。
どうして暴力をふるったり、悪口を言ったりしてしまう人がいるのでしょうか。
ドラえもんのジャイアンのように、イライラしたときの気晴らしに「あ~すっきりしたい」という気持ちになってやってしまうのでしょうか。でも、それはとても悪いことだと思います。」
自分では悪口を言っているということに、気付いていない人もいるかもしれませんね。しかし、人がいやがることを言って、傷つけるのはいじめや差別です。戸塚南小学校は、いじめや差別を決して許さない学校です。
この機会に、どうすれば世界中からいじめや差別がなくなるのか、一人一人が真剣に考えてみましょう。皆さんならきっとすばらしい答えが見つかるはずです。
10月朝礼 講話
おはようございます。
さわやかな朝を迎えています。朝夕は涼しくなってきましたから風邪をひかないように気をつけましょう。
さて、皆さんの心はどこにあると思いますか。胸のあたりかな。おでこのあたりかな。目のあたりかな。きっとそれぞれに「ここ」と思うところがあるでしょう。では、その心は見えると思いますか。校長先生は見えると思います。実は、心は形になって現れてくるのです。
例えば、靴の脱ぎ方です。
皆さんの靴箱を、校長先生は朝見ていますが、きちんとかかとを揃えてしまってある靴があるかと思うと、かかとが離れ離れだったり、さかさまになっていたり、中には床に落ちている靴もあります。黙ってそれらを見ていると、靴を脱いだ時のその子の心の様子が、伝わってきます。
かかとがきちんと揃っている靴からは、「この子は丁寧に揃えようという気持ちをもって靴をしまったんだなあ。気持ちが落ち着いているんだなあ。」とわかります。その反対に、揃っていない靴からは、「この子は、朝家を出るときに兄弟喧嘩でもして嫌な思いで学校に来たのかな。」とか、「他のことに気を取られて慌てていたのかな。」などが伝わってきます。その時の「自分の心」が「靴の脱ぎ方」という形になって現れるのです。このことは、学校だけではありません。家の玄関での靴の脱ぎ方も同じようなことが言えると思います。
皆さん全員の 靴のかかとが、きちんと揃えられるようになったら、皆さんが大好きな戸塚南小学校が、もっともっといい学校になると思います。
2学期始業式 講話
皆さん、おはようございます。
今日から2学期が始まります。皆さんが元気で今日を迎えられて、こんなに嬉しいことはありません。
2学期といえば、本来ならば、運動会や音楽会、持久走大会のような大きな行事や、学年の行事もあったわけですが、皆さんも知ってのとおり、今年は、コロナによって、行うことができません。寂しさを感じるお友達も多いかと思います。
でも、だからこそ、この二学期は、素晴らしい思い出をたくさん作りましょう。思い出は、日々の学校生活の中にいっぱい詰まっています。
例えば、授業中、わからなかったことがわかったこと。友達と協力して課題を解決したこと。先生や友達に褒められたこと。友達と笑い合ったこと。友達とけんかして仲直りしたこと。好きなメニューが給食にでたこと。
いろいろな事を大切な思い出にしてほしいと思います。
でも、一番大切にしてほしいことがあります。
それは、自分が努力したこと・がんばったことです。がんばった結果が、例えうまくいかなかったとしても、いいんです。そこには、必ず小さくても成長があります。その小さな成長をたくさん積み重ねていくと、
やがて、それは、大きな成長となり、大きな思い出となります。
先生方も校長先生も応援します。
二学期は、いつも目標をもって、それに向かって頑張る、きらきら輝く皆さんでいて欲しいと思います。
2学期、素敵な思い出をたくさん作りましょう。
1学期終業式 講話
すでに夏休みも終わり、学校生活は始まっていますが、今日が1学期最後の日となります。
コロナによる長い長い休みの後、6月から始まった1学期でしたが、マスクをしましょう、とか、友達に近寄ってはいけません、とか、よく手を洗いましょうとか、たくさんの決まりの中でさらに焼けつくような暑さにも負けず、皆さんよく頑張りました。どの学級をみても、一生懸命な姿が見られて、本当に、戸塚南小の子供たちはすごいなと感心しました。
今日は、その皆さんの頑張りを通知表で確かめてください。
皆さん一人一人の良いところや、良く努力したところを評価してくださっています。家へ帰ったら、家族の人と一緒によく読んで、いいところはさらに伸ばしていきましょう。そして、もう少しがんばろうというところがあったら、それは自分を成長させるチャンスです。前向きにとらえて2学期の目標の一つにしていきましょう。
2学期の始まりは、3日間のお休みをはさんで、9月1日からです。今日も一日暑いので、熱中症に気を付けて元気に過ごしてください。
放送での終業式でした