2019年7月の記事一覧

夏休み号

「一緒の時間」を大切に

 

長いと思っていた1学期も本日で無事終了いたしました。いよいよ明日から子供たちの楽しみにしている夏休みが始まります。是非、普段ではできないことをたくさん経験させていただきたいと思います。いろいろな体験を通して、子供たちは社会性や協調性、忍耐力が育っていきます。この夏休みは、豊かな体験をさせる絶好のチャンスです。

そこで、夏休みのキーワードを「一緒の時間」としてはいかがでしょう。親子でたくさん関わることを大切にしてほしいと思います。一緒に散歩、一緒にラジオ体操、一緒にそうじ、一緒に料理、一緒に昼寝、一緒に感動、一緒に笑う。一緒にすることで、たくさん話ができます。嬉しさや楽しさを共有できます。お父さんやお母さん、家族のみんなの凄さがわかります。そして、お子様もいろいろなことに自信をもって頑張り、心も安定します。ゆったりとした時間の中で、是非「一緒の時間」を大切にしてください。

9月2日、ひと回りたくましく成長した姿で、元気な笑顔を見せてくれることを楽しみにしています。

最後になりましたが、1学期間、大きなけがや事故もなく、子供たちが元気で無事に終業式を迎えられることができたのも保護者・地域の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。また、2学期からもよろしくお願いいたします。

 

命を守るということ

 夏休み期間中、毎年、テレビや新聞などで、子供たちの命にかかわる事件・事故が報道されます。

 子供たちには、自分の身は自分で守るという意識をもつこと、頭で分かっていることを行動にうつすことを発達段階に応じて各学年で指導し、夏休みを迎えさせています。

 ご家庭でも、今一度ご指導をお願いいたします。

7月号

輝く子どもたちの姿

 

青空の下、弾む声が屋上から聞こえてきます。今年もまた6年生が一生懸命掃除をしてくれたおかげで、楽しいプールが始まりました。初めての1年生も、きまりを守って楽しく安全に学習が進められています。

5年生は、6月16日から2泊3日で大貫海浜学園に行ってまいりました。天候にも恵まれ、往復5時間をかけての東京観音までのハイキングも全員が達成することができました。その夜は、キャンドルファイヤーやレクレーションで大いに盛り上がりました。子供たち一人一人の生き生きと輝く姿が忘れられません。

そして、日々の教室に目を移しても、生き生きと学習に取り組む姿が見られます。隣同士やグループで話し合ったり、しっかりと手を挙げ自分の考えを発表したり、心を込めて歌ったり合奏したりしている姿です。4月から様々な行事や日々の学習を積み重ね、子供たちはその学年にふさわしい輝きを放ち始めてきました。

また、「子どもを守る強化週間」においては、保護者・地域の皆様にもご協力をいただきましたこと心より感謝申し上げます。学校でも毎月13日の「ハローハッピーデー」を「ハローハッピー週間」として、児童会を中心に取り組みました。毎朝、正門に30人近くの児童が並んで、登校してくる児童に笑顔であいさつをしました。あいさつをする方もされる方も、いつも以上に笑顔が輝いて見えました。

さて、子どもは愛されることによって、さらに輝きを増すものだと思います。家族や地域の中で愛されることにより、安心していろいろなことに挑戦したり、たとえ失敗しても、またがんばろうと勇気を奮い立たせたりすることができます。前向きに生き生きと輝いて生活するエネルギーの源がそこにあるからです。

学校においても、全ての子供たちに愛情を注ぎ、子どもの思いに寄り添いながら、一人一人のよさを大切にした教育を進めています。

 1学期も残りわずかとなりましたが、一日一日を大切に、さらにたくさんの「輝く子どもたちの姿」が見られるように、職員一同全力を尽くします。 

 

6月号

本校が誇る「ぐんぐんドリーム」

 

神奈川県川崎市で、穏やかな朝の風景が一瞬にして凄惨な光景に変わっってしまうという痛ましい事件が起きました。犠牲となられた方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

この事件を受け、毎日1000人ほどの子供たちが元気に登校してくることが、改めて幸せなことだと実感しました。そして、子供たちの命を守るという重責を痛感しました。再度、本校の安全指導、安全管理について見直しを図っていきたいと思います。

さて、本校は、「夢をもち生き生きすくすくと伸びる児童の育成」を目標として教育活動を行っています。そこでその一環として、「ぐんぐんドリーム」という体験活動を開校以来ずっと位置づけてきました。第1回目は6月25日に行われます。内容は、4年生以上を対象に、地域の方が講師となり18種類の講座が開かれます。講座には、茶道・朗読・百人一首・色鉛筆画・切り絵アクリルたわし・自然博士・ネイチャーゲーム・化学・エコはがき・自然とのふれあい・介護体験・手話・作法・国際理解・自然を使ったものづくりが用意されています。児童は希望の講座を選び、体験を通して学びます。キャリア教育としても重要な学習となっています。

 地域には、上記以外にも様々な専門のスキルを持った方がたくさんいらっしゃいます。さらに地域人材を発掘し「ぐんぐんドリーム」を通して活用していくことで、地域と学校のつながりを深めたり、地域の中のつながりを広げたりしていきたいと考えています。

 また、この「ぐんぐんドリーム」は、地域の方とのふれあいを通して、児童の心を育てる大切な学びの場でもあります。様々な学びの側面をもつ「ぐんぐんドリーム」を、今後もさらに充実させてまいります。

 「ぐんぐんドリーム」でお力を貸して頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。たくさんの地域の方々に、学校とのつながりをもって頂き学校へのご理解を深めていただきたいと願っています。

今週は、「川口市子どもを守る運動強化週間」です。本校の取り組みについてお手紙を配布いたしましたので、参考にしてください。

5月号

子供たちの笑顔を守るために

 

 残りわずかとなった平成を惜しみながら、令和の始まりに新たな希望があふれています。ここ戸塚南小でも、新年度がスタートして1か月、登校する子供たちの笑顔が、木々の緑のまぶしさに重なって光輝いています。特に朝のあいさつでは、できるだけ一人一人と目を合わせてあいさつをしているのですが、その時のにっこりと笑う笑顔が最高に素敵です。授業の様子を見ても、1年生は小学校の勉強にずいぶん慣れ、話を聞く態度も立派です。どの学年においても、新しい友だち、新しい先生と日々緊張の中にも充実した生活を送っていることを嬉しく思います。

この5月は、学校生活に慣れながらも、友だち関係や勉強のこと、生活のことなどでリズムを崩しやすいのがこの時期でもあります。保護者の皆様には、子どもの表情や返事、行動からそのサインを早く読み取り、適切なアドバイスができるよう心積もりをお願いできればありがたいと思います。

 子育ては、できるだけ多くの人の温かな目と忍耐が必要です。そして、子どもの成長を育む上で、個々の子どもにどれだけ多くの応援団がいるかが大切です。

 子どもにとって、悩んだり苦しんだりすることは成長への大きなステップにもなります。しかし、過度になったり、生活に支障をきたしたりするようでは考えものです。学校として大切なお子様をお預かりする以上、相談体制の充実を図ることは重要です。日頃から身近な相談として担任を活用していただいていると思いますが、本年度も、より専門的なことについて戸塚西中学校の「すこやか相談員」さんに相談ができます。(手紙も出ています。)ご活用いただければ幸いです。

 小さな気づきのうちに声をかけてあげることが、その子の心の重荷を軽くしてあげることになります。子供たちの笑顔を守るためにも、家庭・学校が連携を図って教育相談の充実を図っていきたいと思います。

 

 安全で楽しい10連休を過ごしましょう!

学校生活のリズムにやっと慣れ、毎日を意欲的に過ごしている子供たちです。休み明けもこの意欲が持続できるよう、規則正しい生活を心がけてください。

「10連休の過ごし方」を再度お子様と確認していただき、安全で楽しい休みにしてください。子供たちの笑顔に会えることを楽しみにしています。

 

4月号

春爛漫 「ゆめいきスクール 戸南」スタートです!

 

お子様のご入学・ご進級おめでとうございます。

入学式では、瞳をキラキラ輝かせ、希望に胸を膨らませた146名の新1年生を迎えました。また、2年生から6年生までの子供たちも、進級した喜びを胸に心新たに始業式に臨み、いよいよ平成31年度が始まりました。本年度は全校児童数1000名のスタートです。

さて、4月はなんと言っても桜です。春の息吹に包まれて目にするもの何もかもが輝いて見えるこの時期、一斉に花開く桜の美しさは格別です。私は、新年度を迎える度に、学校に集う子供たちと桜の木が重なり、思いが広がります。桜色の小さな花を一人の子供だとすると、一人一人の花々が集まって、学校という一本の桜の木になります。子供たち一人一人の個性の輝きは、きっと学校を美しく輝かせることでしょう。

そして、桜の木には、美しい花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根があります。たくさんの枝や幹、根は、まさに学校という一本の桜の木を支える家庭・地域の皆様の大きな力だと考えます。

本校は、新たな職員組織で本年度も、地域とのつながりを一層大切にし、全職員が力を合わせて取り組みます。家庭・地域の皆様には、本年度も本校の教育に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

学校教育目標「夢をもち、いきいきすくすくと伸びる心豊かな児童の育成」

【学校経営方針】

(1)未来に生きる確かな学力と、心豊かな逞しい児童の育成に努め、生きる力を育む。

(2)児童や保護者、地域と学校の実態を踏まえた教育活動の推進に努める。

(3)安全安心で、主体的な活動がしやすい人的な環境、物的な環境に努める。

(4)組織を機能させ、教職員の連携を図り、チームワーク良く職務を遂行できるように努める。

(5)地域の教育力が生かし開かれた学校づくりに努める。

【 本年度の努力点  】

(1)学力づくり   【確かな学力の定着:「学力」】

(2)心づくり    【豊かな心の育成:「徳力」】

(3)健康・体力づくり【健やかな体と心身共にたくましい児童の育成:「体力」】

(4) 環境づくり   【一人一人を大切にする学級と安心安全で潤いのある教育環境】

(5)教師づくり   【授業と生徒指導に全力投球する“プロとしての教師”】