2020年12月の記事一覧

2学期終業式 講話

 皆さん、おはようございます。いよいよ、2学期も今日が最後の日となりました。
 
 振り返ってみると、コロナの影響で、皆さんが楽しみにしていた運動会や音楽会、持久走大会。そのほか、6年生は修学旅行が中止となり、1年生から5年生は社会科見学にいくことができませんでした。
 大変、残念なことでしたが、皆さんが素晴らしかったのは、いつまでも残念なことにこだわらず、前を向いて自分の力で、また、友達と協力することで、学校生活を楽しくする努力をしたことです。
 たとえば、毎日の授業にも一生懸命取り組みました。運動会の代わりに取り組んだ「学年レクレーション大会」では、元気いっぱい、力一杯頑張っていました。あのとき見せてくれた笑顔は、本当にきらきら輝いていて、見に来てくださった保護者の皆さんもとても嬉しそうでした。先生方も、元気をもらいました。
 そして、今年は、皆さんが病気に負けない元気な体を作るために、全校でなわとびにも挑戦しましたね。一人一人めあてに向かってがんばったことと思います。中には、市のなわとび大会で1番をとる人もいました。また、新しい跳び方に挑戦して跳べるようになった人もたくさんいたと思います。今、皆さんは、コロナに感染しないように、これまでに経験したことのない学校生活を送っています。でも、その中で、毎日を前向きに、いろいろなことに頑張った皆さんは、戸塚南小学校の自慢の子供たちです。この後、担任の先生から通知票をいただきます。2学期の自分のがんばりを、確かめてください。


 最後に、校長先生からのお願いです。冬休みの間も、早寝早起き朝ご飯を心がけ、病気に負けない体力をつけましょう。大切なことは、3学期の始まりにみんなが元気に登校できることです。皆さんに会えることを楽しみにしています。

12月朝礼 講話

皆さん、おはようございます。
12月になり、冬の寒さを感じるようになってきました。特に朝夕は気温が下がっています。風邪をひかないように気をつけて元気に生活しましょう。また、10月から全校で取り組んだ、なわとびもすばらしい結果が出ています。皆さん一人一人が、自分のめあてに向かって頑張ったことが、何より立派です。なわとびは体力作りにとてもいい運動です。これからも続けて病気に負けない体を作りましょう。
さて、12月10日は「人権デー」です。これを受けて、学校でも4日から10日は人権週間となっています。ところで皆さんは「人権」とは何か知っていますか。人権とは、誰もが自分らしく幸せに生きる権利があり、自分も他人も大切にするということです。
今日は、人権作文集から小学3年生が書いた作文を紹介します。
「私は暴力や悪口はよくないと思いました。暴力や悪口をしなければ、みんな仲良く幸せに過ごすことができると思います。私は、暴力や悪口を受けた経験が、あまりありません。でも悪口を言われている人を見たことは、何度もあります。言われている人は、悲しそうな顔をしていました。泣いている人もいました。とてもつらそうでした。
どうして暴力をふるったり、悪口を言ったりしてしまう人がいるのでしょうか。
ドラえもんのジャイアンのように、イライラしたときの気晴らしに「あ~すっきりしたい」という気持ちになってやってしまうのでしょうか。でも、それはとても悪いことだと思います。」

 自分では悪口を言っているということに、気付いていない人もいるかもしれませんね。しかし、人がいやがることを言って、傷つけるのはいじめや差別です。戸塚南小学校は、いじめや差別を決して許さない学校です。
 この機会に、どうすれば世界中からいじめや差別がなくなるのか、一人一人が真剣に考えてみましょう。皆さんならきっとすばらしい答えが見つかるはずです。