校長講話

2学期終業式 講話

 皆さん、おはようございます。いよいよ、2学期も今日が最後の日となりました。
 
 振り返ってみると、コロナの影響で、皆さんが楽しみにしていた運動会や音楽会、持久走大会。そのほか、6年生は修学旅行が中止となり、1年生から5年生は社会科見学にいくことができませんでした。
 大変、残念なことでしたが、皆さんが素晴らしかったのは、いつまでも残念なことにこだわらず、前を向いて自分の力で、また、友達と協力することで、学校生活を楽しくする努力をしたことです。
 たとえば、毎日の授業にも一生懸命取り組みました。運動会の代わりに取り組んだ「学年レクレーション大会」では、元気いっぱい、力一杯頑張っていました。あのとき見せてくれた笑顔は、本当にきらきら輝いていて、見に来てくださった保護者の皆さんもとても嬉しそうでした。先生方も、元気をもらいました。
 そして、今年は、皆さんが病気に負けない元気な体を作るために、全校でなわとびにも挑戦しましたね。一人一人めあてに向かってがんばったことと思います。中には、市のなわとび大会で1番をとる人もいました。また、新しい跳び方に挑戦して跳べるようになった人もたくさんいたと思います。今、皆さんは、コロナに感染しないように、これまでに経験したことのない学校生活を送っています。でも、その中で、毎日を前向きに、いろいろなことに頑張った皆さんは、戸塚南小学校の自慢の子供たちです。この後、担任の先生から通知票をいただきます。2学期の自分のがんばりを、確かめてください。


 最後に、校長先生からのお願いです。冬休みの間も、早寝早起き朝ご飯を心がけ、病気に負けない体力をつけましょう。大切なことは、3学期の始まりにみんなが元気に登校できることです。皆さんに会えることを楽しみにしています。

12月朝礼 講話

皆さん、おはようございます。
12月になり、冬の寒さを感じるようになってきました。特に朝夕は気温が下がっています。風邪をひかないように気をつけて元気に生活しましょう。また、10月から全校で取り組んだ、なわとびもすばらしい結果が出ています。皆さん一人一人が、自分のめあてに向かって頑張ったことが、何より立派です。なわとびは体力作りにとてもいい運動です。これからも続けて病気に負けない体を作りましょう。
さて、12月10日は「人権デー」です。これを受けて、学校でも4日から10日は人権週間となっています。ところで皆さんは「人権」とは何か知っていますか。人権とは、誰もが自分らしく幸せに生きる権利があり、自分も他人も大切にするということです。
今日は、人権作文集から小学3年生が書いた作文を紹介します。
「私は暴力や悪口はよくないと思いました。暴力や悪口をしなければ、みんな仲良く幸せに過ごすことができると思います。私は、暴力や悪口を受けた経験が、あまりありません。でも悪口を言われている人を見たことは、何度もあります。言われている人は、悲しそうな顔をしていました。泣いている人もいました。とてもつらそうでした。
どうして暴力をふるったり、悪口を言ったりしてしまう人がいるのでしょうか。
ドラえもんのジャイアンのように、イライラしたときの気晴らしに「あ~すっきりしたい」という気持ちになってやってしまうのでしょうか。でも、それはとても悪いことだと思います。」

 自分では悪口を言っているということに、気付いていない人もいるかもしれませんね。しかし、人がいやがることを言って、傷つけるのはいじめや差別です。戸塚南小学校は、いじめや差別を決して許さない学校です。
 この機会に、どうすれば世界中からいじめや差別がなくなるのか、一人一人が真剣に考えてみましょう。皆さんならきっとすばらしい答えが見つかるはずです。

10月朝礼 講話

おはようございます。

さわやかな朝を迎えています。朝夕は涼しくなってきましたから風邪をひかないように気をつけましょう。

さて、皆さんの心はどこにあると思いますか。胸のあたりかな。おでこのあたりかな。目のあたりかな。きっとそれぞれに「ここ」と思うところがあるでしょう。では、その心は見えると思いますか。校長先生は見えると思います。実は、心は形になって現れてくるのです。

例えば、靴の脱ぎ方です。
皆さんの靴箱を、校長先生は朝見ていますが、きちんとかかとを揃えてしまってある靴があるかと思うと、かかとが離れ離れだったり、さかさまになっていたり、中には床に落ちている靴もあります。黙ってそれらを見ていると、靴を脱いだ時のその子の心の様子が、伝わってきます。

かかとがきちんと揃っている靴からは、「この子は丁寧に揃えようという気持ちをもって靴をしまったんだなあ。気持ちが落ち着いているんだなあ。」とわかります。その反対に、揃っていない靴からは、「この子は、朝家を出るときに兄弟喧嘩でもして嫌な思いで学校に来たのかな。」とか、「他のことに気を取られて慌てていたのかな。」などが伝わってきます。その時の「自分の心」が「靴の脱ぎ方」という形になって現れるのです。このことは、学校だけではありません。家の玄関での靴の脱ぎ方も同じようなことが言えると思います。

皆さん全員の 靴のかかとが、きちんと揃えられるようになったら、皆さんが大好きな戸塚南小学校が、もっともっといい学校になると思います。

2学期始業式 講話

 皆さん、おはようございます。

 今日から2学期が始まります。皆さんが元気で今日を迎えられて、こんなに嬉しいことはありません。
 2学期といえば、本来ならば、運動会や音楽会、持久走大会のような大きな行事や、学年の行事もあったわけですが、皆さんも知ってのとおり、今年は、コロナによって、行うことができません。寂しさを感じるお友達も多いかと思います。
 
 でも、だからこそ、この二学期は、素晴らしい思い出をたくさん作りましょう。思い出は、日々の学校生活の中にいっぱい詰まっています。
 例えば、授業中、わからなかったことがわかったこと。友達と協力して課題を解決したこと。先生や友達に褒められたこと。友達と笑い合ったこと。友達とけんかして仲直りしたこと。好きなメニューが給食にでたこと。
 いろいろな事を大切な思い出にしてほしいと思います。
 でも、一番大切にしてほしいことがあります。
 それは、自分が努力したこと・がんばったことです。がんばった結果が、例えうまくいかなかったとしても、いいんです。そこには、必ず小さくても成長があります。その小さな成長をたくさん積み重ねていくと、
 やがて、それは、大きな成長となり、大きな思い出となります。
 
 先生方も校長先生も応援します。
 
 二学期は、いつも目標をもって、それに向かって頑張る、きらきら輝く皆さんでいて欲しいと思います。
 
 2学期、素敵な思い出をたくさん作りましょう。

1学期終業式 講話

 すでに夏休みも終わり、学校生活は始まっていますが、今日が1学期最後の日となります。

 コロナによる長い長い休みの後、6月から始まった1学期でしたが、マスクをしましょう、とか、友達に近寄ってはいけません、とか、よく手を洗いましょうとか、たくさんの決まりの中でさらに焼けつくような暑さにも負けず、皆さんよく頑張りました。どの学級をみても、一生懸命な姿が見られて、本当に、戸塚南小の子供たちはすごいなと感心しました。

 今日は、その皆さんの頑張りを通知表で確かめてください。

 皆さん一人一人の良いところや、良く努力したところを評価してくださっています。家へ帰ったら、家族の人と一緒によく読んで、いいところはさらに伸ばしていきましょう。そして、もう少しがんばろうというところがあったら、それは自分を成長させるチャンスです。前向きにとらえて2学期の目標の一つにしていきましょう。

 2学期の始まりは、3日間のお休みをはさんで、9月1日からです。今日も一日暑いので、熱中症に気を付けて元気に過ごしてください。

放送での終業式でした