校長講話

夏季休業前朝礼 講話

皆さん、おはようございます。

6月からやっと学校が始まり、マスクをしながら、いつもと違う学校生活が始まりましたね。新型コロナにかからないようにすることがまず一番大切なことでした。今もそれは変わっていませんが、そのために、友達に近寄ってはいけません。大きな声を出さないように。暑い日にも関わらずクーラーをかけながら窓を開けるなど約束事がたくさんあって、大変だったと思います。でも、先生の話をよく聞いて、授業に本当によく集中して、頑張っていました。さすが戸塚南小学校の子どもたちはすごいなと感心しました。

さあ、いよいよ、明日から、夏休みです。でも去年と違う点が2つあります。

1つ目は、夏休みの長さです。今年は2週間ほど短くなっています。ですから、夏休みは8月23日までで、24日から学校が始まります。

2つ目です。いつもなら夏休みに入る前の今日が終業式ですが、今年は8月28日が終業式になり、通知表も今日ではなく、28日にいただきます。

新型コロナウィルスによって、4、5月が休校になってしまったので今年は特別な夏休みになっています。でも23日間という長いお休みです。毎日元気で過ごしてほしいと思います。健康が一番です。早寝早起きをして、朝ごはんもしっかり食べましょう。新型コロナウイルスは怖いですが、体が健康ならウイルスが入ってきても負けません。自分で自分の体を守ることが大切です。

校長先生からの宿題は、早寝早起き朝ごはんをしっかり守って元気に過ごすことです。

今度皆さんに会うのは8月24日です。この日は、南小の宝物である皆さんの笑顔に会えることを、先生方みんなで楽しみにしていますね。

 これでお話を終わります。

(放送での朝礼でした)

7月朝礼 講話

みなさんおはようございます

大きな声を出さず、心の中であいさつをしてくれている子もいてありがとう。

 6月に学校が始まって1か月がたちました。明さん元気に過ごしていますか。マスクをしていると熱くなりますが、一生懸命勉強をしている皆さんを見て、さすが戸塚南小学校の児童だなと思います。

 さて、ここ何日か雨の日が続いていますが、この時期を「つゆ」と言います。または「ばいう」とも言われています。これはもともと中国から伝わってきた言葉のようです。

 では、なぜ「梅雨」と書くのかというと、この時期、梅の実の熟す時期だからといわれています。そしてつゆということばは日本で生まれた言葉だそうです。雨のつゆが草木についている様子を表しているという説もあるそうです。

 日本にはこのように季節にかかわる言葉がたくさんあります。梅雨で運動できない時間が多くなりますが、いろいろな言葉をじっくり調べるにはとてもいい時期です。

 引き続き、健康に気を付け元気に過ごしてほしいと思います。

(放送での朝礼でした)

1学期始業式 講話

みなさん、おはようございます。
3月から続いた学校のお休みが、やっと終わり、令和2年度第1学期の始業式をむかえることができました。半数の登校ですが今日は、元気な皆さんに久しぶりに会えて、とても嬉しいです。長い間、ひっそりとしていた学校も、皆さんが元気に登校してくれたおかげで、見違えるように明るくなりました。
お休み中は、規則正しい生活を送ることができましたか。
また、学校から出された課題に、毎日取り組むことができましたか。用事などがなければ、外にもあまり出られない窮屈な生活でした。
でも、今まで当たり前にしていたことが、本当はありがたいことなんだと気づかされた人も多いのではないでしょうか。
さて、皆さんは、1つずつ学年があがりました。進級おめでとうございます。そして、6年生の皆さんは、小学校生活最後の1年となりました。2か月分、短くなってしまいましたが、悔いのない日々にしてください。

さあ、今日から、新しい学級で新しい仲間と学校生活がスタートします。そこで、もう皆さんもわかっていることですが、今年は、新型コロナウィルスの感染防止のために、いろいろなことが変わったり、できなくなったりと、今までの学校生活とは違ったものになります。ですから、不安になるお友達もいるかもしれません。そこで、ぜひ、学級のみんなが仲良しで、助け合ったり支えあったりできる学級を作ってほしいと思います。これは、今年、皆さんに、頑張ってもらいたいことです。
そして、もう一つ頑張ってほしいことが、あります。
それは、どんなことにも目標を持って、取り組んでもらいたいということです。目標に向かって、努力すれば、たとえ、うまくいかなくても、その努力の積み重ねは、決して無駄にはなりません。皆さんは、大きく成長することができます。

戸塚南小学校の合言葉は、「ゆめ いきいき すくすく」です。

今年も、夢や目標に向かって、生き生きとがんばっている皆さんが、見られることを、楽しみにしています。
そのためにも、この一年、事故にあわない・新型コロナウィルスなどの病気にかからないように気を付けて、元気に学校生活を送ってください。

放送での始業式

2月朝礼 講話

おはようございます。

 昨日は「節分」でしたね。今日は「立春」と言い、カレンダーでは今日から「春」になります。1年のスタートの日です。では、1日のスタートと言えば、朝、元気なあいさつから始まりますね。でも、なぜあいさつってするのでしょうか。今日は、そのことを考えてほしいなと思います。そこで「あいさつのきらいな王様」というお話をします。

 

 「王様、おはようございます。」「王様、こんにちは。」「王様、こんばんは。」「王様、おやすみなさい。」王様は起きてから夜ねるまで、あいさつのされどうしです。「ええい、うるさい。いつもと同じあいさつなんかしなくてもいいのだ。」とうとう、王様は、こんなおふれを出しました。「今日からこの国では、あいさつを禁止する。命令に背いたものは、ろうやに入れる。」さあ、国中がおおさわぎになりました。パン屋さんはお客さんに、「おはようございます。」とうっかり言って、つかまってしまいました。昼、おとなりのおばさんに「こんにちは。」といった子供もろうやに入れられてしまいました。あいさつができなくなってしまったこの国は、いつの間にか暗くてさびしい国になってしまいました。あいさつを禁止した王様も、どうしたわけか、日に日に元気がなくなり暗い気持ちになっていきました。そんなある日、どこからか大勢の声が聞こえてきました。それは、ろうやの方から聞こえてくるではありませんか。よく聞いていると「あいさつは楽しい。」と歌っています。王様も聞いているうちに一緒に歌いたくなりました。「ううん、いかんいかん。わしはあいさつがきらいじゃった。あいさつの歌なんて、とんでもない。」王様は急いで、ろうやのそばから逃げ出しました。「ううむ、おかしい。何かおかしい。」王様は考え込んでしまいました。

 何日かたった朝、王様はばったり会った家来に、ついうっかり「やあ、おはよう。」と言ってしまいました。家来は、あいさつのきらいな王様が、あいさつしたことにびっくりしました。王様は、あいさつをしたおかげで、今までの暗くて元気のなかった気持ちが、いっぺんに吹っ飛んだことに驚きました。「そうか、あいさつするというのは、こんなに気持ちのいいことだったのか。」王様は、自分がまちがっていたことをあやまり、おふれもやめました。それどころか、それから王様は自分から進んであいさつをするようになったのです。おかげで、この国は、あいさつがとびかって、ずっとずっと笑い声のあふれる楽しい国になりました。

 

 どうですか。世界中から、この南小からあいさつがなくなったら、暗い気持ちになります。暗い学校になってしまいますね。皆さんはこの一年間、元気よくあいさつをしてきました。でも、あいさつは、ただ声を出せば良いのではなく、心を相手に届けることが大切です。心のこもった声が、相手の心に届いて、相手の心を明るく楽しい気持ちにさせてくれるのです。あと、二か月で今年度も終わります。最後の二カ月間、みなさんの心を声にのせて、このお話の中の国のように、南小をあいさつでもっともっと、明るく楽しい学校にしましょう。3月には6年生の卒業式があります。元気で明るい南小学校から送り出してあげたいですね。

3学期始業式 講話

新年の挨拶をしましょう。

 あけましておめでとうございます。

 冬休みが終わって、こうしてまた、大好きな皆さんの笑顔に会えてとても嬉しく思っています。学校も先生方も皆さんに会えて元気になりました。

 さて、新しい令和2年の年が明けました。今年の干支はねずみですね。お正月の朝は、いつもと変わらないのに、なぜか気持ちが違います。朝の光もどこか新鮮さを感じます。なぜでしょう。それはきっと、気持ちが新しくなるからでしょうね。お正月は、心があらたまるからめでたいのです。自分の周りは、いつもと変わらなくても、心があらたまれば、見るもの聞くものがすべて新しく、感じられます。まず、自分を変えてみることは大切なことですね。そうすると、いろいろなものが、これまでと違って見えてくるはずです。新しい発見もあるはずです。毎日が、そういう発見の連続だとすばらしいですね。皆さんには、そんな日々を過ごしてほしいと思います。

 今日から、3学期が始まります。学年の最後の学期ということで1年のまとめをする大切な学期です。6年生は小学校のまとめになりますね。そこで、こんなお話をしたいと思います。

 学校の正門のところには「桜の木」があります。春、皆さんが新しい学年に、6年生は中学生になるころ満開の美しい花を咲かせてくれます。

 でも今はどうでしょう。花どころか葉っぱもありません。寒い冬、冷たい風が吹く中、まるで枯れているように見えます。あんなにたくさんの花を咲かせる力はどこにあるのでしょうか。実は、土の上に見えている木は、枯れているように見えますが、土の下では、根っこが一生懸命、たくさんの栄養を蓄えています。きれいな花をいっぱいに咲かせるためにエネルギーをためているのです。そして春を待って、一斉に花を咲かせます。

 皆さんの3学期も同じです。新しい学年に進級するため、立派な中学生になるため、桜の木のように、しっかりとエネルギーを蓄えてください。そのためには、毎日、元気に学校に来て、勉強や運動をしっかりやりましょう。給食も残さず食べましょう。友達と仲良く元気に遊びましょう。

 今の学年で、できないことをできるようにし、わからないことをわかるようにして、1年生は2年生に、2年生は3年生に、・・・・・・6年生は中学生に、自信をもって進級できるようにがんばりましょう。

3学期は短いです。1日1日を大切に過ごしましょう。