校長講話
5月号
子供たちの笑顔を守るために
残りわずかとなった平成を惜しみながら、令和の始まりに新たな希望があふれています。ここ戸塚南小でも、新年度がスタートして1か月、登校する子供たちの笑顔が、木々の緑のまぶしさに重なって光輝いています。特に朝のあいさつでは、できるだけ一人一人と目を合わせてあいさつをしているのですが、その時のにっこりと笑う笑顔が最高に素敵です。授業の様子を見ても、1年生は小学校の勉強にずいぶん慣れ、話を聞く態度も立派です。どの学年においても、新しい友だち、新しい先生と日々緊張の中にも充実した生活を送っていることを嬉しく思います。
この5月は、学校生活に慣れながらも、友だち関係や勉強のこと、生活のことなどでリズムを崩しやすいのがこの時期でもあります。保護者の皆様には、子どもの表情や返事、行動からそのサインを早く読み取り、適切なアドバイスができるよう心積もりをお願いできればありがたいと思います。
子育ては、できるだけ多くの人の温かな目と忍耐が必要です。そして、子どもの成長を育む上で、個々の子どもにどれだけ多くの応援団がいるかが大切です。
子どもにとって、悩んだり苦しんだりすることは成長への大きなステップにもなります。しかし、過度になったり、生活に支障をきたしたりするようでは考えものです。学校として大切なお子様をお預かりする以上、相談体制の充実を図ることは重要です。日頃から身近な相談として担任を活用していただいていると思いますが、本年度も、より専門的なことについて戸塚西中学校の「すこやか相談員」さんに相談ができます。(手紙も出ています。)ご活用いただければ幸いです。
小さな気づきのうちに声をかけてあげることが、その子の心の重荷を軽くしてあげることになります。子供たちの笑顔を守るためにも、家庭・学校が連携を図って教育相談の充実を図っていきたいと思います。
安全で楽しい10連休を過ごしましょう!
学校生活のリズムにやっと慣れ、毎日を意欲的に過ごしている子供たちです。休み明けもこの意欲が持続できるよう、規則正しい生活を心がけてください。
「10連休の過ごし方」を再度お子様と確認していただき、安全で楽しい休みにしてください。子供たちの笑顔に会えることを楽しみにしています。